2015年12月13日(日)は「第67回阪神ジュベナイルフィリーズ」(G?)が阪神競馬場・芝1600mで開催される。ただでさえキャリアの浅い2歳馬は予想が難しいというのに牝馬限定戦となれば予想は困難極まりない!
そこで、参考になるかはわからないが簡単に勢力図を作ってみた。
大きく分けるとアルテミスS組とファンタジーS組に分けられる今回の阪神JF。それぞれのレースに出走する馬が激突するわけだが、新馬戦などで対戦している馬も結構いるのでそれらを見ながら力関係などを考察していきたいと思う。
まずは有力馬で気になるのがアルテミスS勝馬のデンコウアンジュとファンタジーS勝馬のキャンディバローズだ。キャンディバローズは新馬戦でジープルメリアという馬に負けているのだが、このジープルメリアはアルテミスSで惨敗している。(ジープルメリアは阪神JFには出走しません。比較するために図に入れました。)
アルテミスSの方がレベルが高いのかな?と思いがちだが、アルテミスSで3着だったクロコスミアはファンタジーSの2、3着馬(メジェルダとブランボヌール)に新馬戦で負けているし・・・なかなか見えてこない。ただ、見ていると出走馬の中で一番よく見る名前がある。
メジェルダだ。この馬が一番多くの馬に絡んでいるので、メジェルダを軸にして考察していきたいと思う。
メジェルダはファンタジーSの2着馬で、新馬戦・りんどう賞でも2着に入着している。アルテミスSの3着馬(クロコスミア)と11着馬(ジープルメリア)に勝っている実績がある。アルテミスSに出走していたら良い勝負はできたのではなかろうか。そしてこのメジェルダと良い勝負をしているのがブランボヌール。ブランボヌールは新馬戦と函館2歳Sを優勝しており、2戦ともメジェルダと戦い勝っている。3戦目のファンタジーSで初めてメジェルダに2着を取られて3着に敗れている。
メジャーエンブレムとキャンディバローズは前走の重賞戦の勝馬ということで人気が集まりそうだが、メジェルダとブランボヌールも勝ち負けに持ち込める存在と思っておいた方がよいだろう。とくにキャンディバローズ・メジェルダ・ブランボヌールの3頭はディープインパクト産駒ということで阪神の舞台は絶好の舞台でもある。実績からしてもこの3頭は十分注意しておきたい。
枠順が発表されたが、この中で1番いい枠に入ったのは8枠18番のメジェルダかな。(枠順はコチラ)手綱を握るのは四位洋文騎手。阪神JFでは【2-1-0-9】、2勝している経験もあるしデビューから乗っているので、少なくともテン乗りのキャンディバローズ(A.アッゼニ)よりも騎手としては信頼度は高い。さらに同レースは8枠の成績が良い傾向にある。(データ・傾向はコチラ)
ということで、今年の阪神JFはメジェルダから買いたいと思う!勢力図、データ、血統的と色々な面から見て一番買いやすい馬なんじゃないかなと。
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